角田は、蔵王の山あいと太平洋の、ちょうど真ん中にあります。どちらへも車で一時間。 けれど、宿を出て最初の一時間は、たいてい歩くだけで足ります。
季節ごとに、実際に回れる時間割をご用意しました。そのまま辿っていただいても、 一つだけ抜き出していただいても構いません。
ご夫婦やご友人同士のほか、ご家族、三世代でのご旅行、仲間との集まりにも。 一日一組の一棟貸切ですので、人数や過ごし方に合わせて自由に組み替えてください。
宮城県南の桜は、標高順に一ヶ月かけて咲き継ぎます。平地の一目千本桜から、山あいの遅咲きまで。 その真ん中に宿があるので、朝いちばんの、まだ誰もいない桜並木に間に合います。
歩いて数分のところに、丸正酒店。角田産のひとめぼれで醸した地酒「お斗蔵山」は、この町でしか買えません。今夜の一本を選ぶところから、旅がはじまります。
一日一組の一棟貸切です。荷を解いたら、まず縁側で何もしない時間を。欄間や建具はそのままに、水回りだけ新しくしてあります。
宿と同じ番地の「果樹園」の手作りピザ、または前日までのご予約で日本料理「遊膳」。落ち着いて食卓を囲むなら後者を。個室の座敷もあります。
買ってきた地酒を開けて。一日一組ですので、何人で、何時まで話していても構いません。
白石川の堤に約8km・1,200本。残雪の蔵王連峰を背景に、川面へ枝を垂らします。日中は人の多い場所ですが、朝七時台はほとんど貸切です。
「しばた千桜橋」を渡ると、堤の桜並木を上から見下ろせます。山頂の展望デッキからは蔵王と太平洋を同時に。
3.2haに250万本。堤の桜と、黄色い絨毯と、蔵王の残雪が一枚の絵に収まります。角田でしか撮れない風景です。
角田の梅干し、秘伝豆、宇宙食、そして道の駅限定の「かくだロケットソフト」。石窯ピザの店も入っています。
阿武隈川は、角田と丸森をつないで流れています。昼は舟の上で川風に吹かれ、夜は千の灯りの中を歩く。 夏の県南は、「水」と「火」が主役です。
船頭の櫂さばきと語りで、渓谷を約70分。奇岩と白糸の滝を見上げながら下ります。夏は夜の納涼クルーズも運航します。
呉服と味噌醤油で栄えた豪商・齋藤理助家、七代分の暮らしがそのまま残る屋敷。蔵だけで七棟、登録有形文化財12件。齋福と同じ、商家建築の系譜にある場所です。
肉の郷家のコロッケ、brooch のパン、丸正酒店の冷えた地酒。宿に持ち帰って、縁側で。
田園のなかに、H-IIロケットの実物大模型が立っています。コスモハウス(無料)には本物のロケットエンジンと人工衛星。角田はJAXAの街です。
坂上田村麻呂の創建と伝わる寺へ、400mの遊歩道「霊験の道」。ウラジロガシの北限林で、野鳥の声が絶えません。6月以降は参道のアジサイが見頃です。
地元の旬野菜と地養卵。すぐ隣に、宮城県最古の木造建築・高蔵寺阿弥陀堂(1177年)があります。
角田から海まで30分、渓谷まで20分。秋の県南は、食べるものが土地ごとにはっきり違います。 一日目は海のもの、二日目は川のもの。同じ宿に泊まったまま、二つの秋を食べ分けられます。
鮭の煮汁で炊いたご飯に、鮭の身とはらこ(いくら)。伊達政宗に献上されたと伝わる、荒浜発祥の料理です。9月に入れば、町の大半の店ではじまります。
その朝に揚がったヒラメ、カレイ、ホッキ。地元の果物を使ったブレンドソフトも名物です。
太平洋と潟湖を一望する展望風呂。震災で被災し、2016年に再建された宿です。
紅葉の渓谷を下りながら、舟の上でいも煮。宮城の秋そのものです。運航は例年10月1日から11月30日まで。
内川渓谷沿い、丸森いちばんの紅葉。併設のカフェ MORI+ で、自家製シロップのレモネードを。
耕野地区のころ柿(干し柿)とたけのこ。11月中旬からは、軒先に柿を吊るす「柿すだれ」が集落を彩ります。
冬の宮城県南は、じつは一年でもっとも静かで、もっとも濃い季節です。 沼に白鳥が降り、舟にこたつが入り、いちごがいちばん甘くなる。 外に出ない夜こそ、一棟貸切の価値があります。
約300年前に農業用として造られた沼に、200羽を超える白鳥が越冬します。宿から10分でこの光景がある、というのは十分に贅沢なことです。
エアコン完備です。外の冷えを落として、日が暮れるのを待ちます。
イルミネーションのなかに、49mのロケットが浮かび上がります。展望塔の夜間特別開館、ロケットストーブでマシュマロ焼き。この時期に角田へ泊まる、いちばんの理由になり得ます。
道の駅かくだで買った角田産の野菜と、通りの酒屋の熱燗で。
屋形舟にこたつが入り、毛布にくるまって雪の渓谷を下ります。ご予約いただければ、舟の上で鍋を。冬にしかない、この地方だけの乗り物です。
豪商が集めた雛人形が、蔵に並びます。角田でも同じ時期に「かくだ牟宇姫ひなまつり」が開かれ、MARUKI齋福も会場のひとつです。
東北一のいちご産地。高設栽培なので立ったまま摘めて、雨の日も快適です。1〜3月がいちばん甘い時期。
※ 掲載の所要時間はすべて目安です。営業時間・料金・開催時期は変更されることがありますので、お出かけ前に各施設の公式情報をご確認ください。
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